5月9日ニューヨークへ。あの悲惨な出来事でまだ「心」を病んでるニューヨーク市民へ、デザイナーのみならず友人や家族達の書いた 1枚の「愛と心」のメッセージを32ページの小冊子にして、また40枚の作品を集合して「大形ポスター」にして持っていきます。 あの悲劇のNY貿易センタービル/ツインタワーの同時多発テロの現場でNY現地視察とささやかな「祈り」を、それしかできない僕達でも、少しでも何かを。突然でしたが「栃木のデザイナー」や友人、家族の「心」の「思い」が40点近く現実となりました。 気軽にモノクロで「1枚の紙/FAX」にして送るだけで、簡単でいいよ、と。それでも何かの意義があると感じます。 今の自分自信が、今こうして「生きている」「生きられる」理由が、案外こんなところにあるのかも。 あの悲惨な出来事から8カ月。全米の総力をあげて復興をめざしているニューヨーク。6カ月ほどすれば回復すると考えられていました。しかし現実はまだ。心が病んで、悲しみ苦しんでいるニューヨーク市民が、まだ20万人います。「心」が完全に病んでいるという事は、政治的政策では治らないという事。これからも、2年以上かかっても治る兆しもないと聞きます。だから平和を願うものとして当然、僕達の心を少しでも分け合いたい、信じたいと思います。また、NYADC/ニューヨークアートディレクターズクラブのデザイナー達などにも配ってもらつたり、辛くても、笑ったり少しでも「心」を癒してもらおうという考えです。世界の日本の小さな栃木という「街の市民」も「心配してますよ」という意思表示のため。そんな「心」を伝えていきます。 |